仕事先で育ててたカタツムリが卵を産み
その卵を大事に育てていたら
土日に赤ちゃんが産まれていた。
月曜日の朝、
飼育ケースを洗っていたら
最初何か分からずに捨てようとした。

それは土の中で産まれた赤ちゃんが
外に出てきていたのだ。
しばらく見ていると
ツノをだしたので赤ちゃんだと確信した。
本当に小さくて小さくて
ゴマよりも小さい大きさの赤ちゃんもいる。

私は写真を撮り
お昼に彼に送った。

彼は
私が大切に育てたから産まれたんだね。
よかったね、元気に育ってくといいね。
って返してくれた。

前にもカタツムリの写真を送ったら
可愛いね、って言ってくれた。

周りはあまり好きではなく
お世話をする人がいない。

意外に苦手な人が多いカタツムリ。

家に持ち帰ったら
家の人は
「カタツムリ!?わぁ!…気持ち悪い」
で終わった。

どんな経緯でここにあるかも知ろうともしない。
私も別に話す必要もないから話さない。

赤ちゃんカタツムリは乾燥に弱いから
心配で連れてきただけ。

彼は昨日その話をずっと聞いてくれて
一緒に飼い方も調べてくれた。

やっぱり大好き、こういうところ。

赤ちゃんたち、出来るだけたくさん育てて
少し大きくなったら自然に返してあげようと思う。

その時の話
また彼に一番に聞いてもらう。

きっと
いや、絶対共感してくれるから。